小鳥の声めざまし 音について
このアプリに入っている音は、すべて岐阜の山で、開発者が自分で録音したものです。

小鳥の声専用の録音用木箱
山で待つ
録音用の木箱を作ってもらいました。中に録音機を仕込み、山に仕掛けます。
たまに動物が箱にちょっかいを出してくるので、そんな日は一晩中「ガサゴソ」という音が録れています。
手に持って歩く日もあります。素敵な声を探して山をさまよい、見つけたら録音を始めて、そこにそっと立ったまま、十分以上じっと待ちます。動くと自分の足音が入ってしまうのでまったく動けません。
これまでに録音した回数は、百回を超えました。
聴こえない音まで
小鳥のさえずりには、人の耳では聴こえない高い音が含まれています。
※一般的に20,000Hz(20kHz)以上は聞こえない音と言われています。
スマートフォンでは、その高い音は録音できません。そこで、高い音まで録れるハイレゾ対応の機械を使いました。
しかし、ふつうの音楽のように CD に焼くと切り落とされる。MP3 でも切り落とされる。そのことも、ひとつずつ知っていきました。
その音域について「不思議な力がある」という話もありますが、この点は専門家の間でも意見が分かれていて、確かめられたとは言えません。ですから、効果をうたうつもりはありません。
それでも私は、聴こえない音まで含めて、あの森の空気ごと持って帰りたかったのです。
音をいじらない
録った音に、できるだけ手を加えないようにしています。
- 音を圧縮しません(リミッターを使いません)。小さな音と大きな音の差が、そのまま残ります
- 雑音を消しません。 消すと、森の空気まで一緒に消えてしまうからです
- 大きさをそろえるときも、全体を同じだけ持ち上げるだけにしています
風の音や、遠くの車の音が入っていることがあります。それは、その日その場所に本当にあった音です。
※社内で流す為の環境サウンドとしては、唯一人の声の帯域に関してのみカットします。小鳥の声はひとの声の帯域とは全く重ならない為、すっかり帯域をカットすることで電話や会議など、一切の人との会話の妨げにならないのです。
入っている音
眠りの音(一晩中、ごく小さく流せます。※自由設定)
- 深夜の森
- 雨の夜
- 鈴虫の夜
朝の音(起床時刻から15分かけて大きくなります)
- 森の昼、森の夕暮れ、雨の森
仕上げ
- 鶯(うぐいす)
朝のBGM(目覚ましを止めたあと、聞きながら過ごせます)
好きな鳥
いちばん好きなのは、イカルです。
「ピピー ポピューイー」と、かわいらしく鳴きます。声は大きいのに、姿はなかなか見つけられない。向かいの山に反射して聞こえていたり、ずいぶん遠くから鳴いていたりするからです。
もうひとつ、イソヒヨドリ。
「プルーピポー。ツツピピ。チチ。」「ツピチー。」「ツルピチーツピチチ。」
とても美しい鳴き方をします。
もともと海岸の鳥ですが、いまは内陸の街にも広がってきていて、屋上やアンテナの上で歌います。だから、静かな場所で録るのが難しい鳥です。
私は長いあいだ、この鳥をオオルリだと思っていました。 自分で撮った写真を見直して、気づきました。本物のオオルリは、山の渓流沿いの森にいます。まだ録れていません。
音源の利用について
アプリに入っている小鳥の声は、すべて開発者(羽賀明人)が自分で録音したものです。著作権は録音者にあり、アプリの中で再生する以外の利用(録音、複製、配布、動画やお店での使用など)はご遠慮ください。
ご相談は otoiawase@kotorinokoe.com までお願いします。
これから
録りためた声は、まだたくさんあります。同じ種類でも、鳴き方はまるで違います。同じ一羽でさえ、いろいろな鳴き方をする。
その、変化に富んだたくさんの声を、毎日ちがう順番で目覚ましにしたい。
それが、このアプリを作った理由です。有料版で、少しずつお届けしていきます。
