ゆうべの物音

寝言、いびき、寝返りの音。夜中にふと思いついて、声に出したひとこと。

「おやすみ」から朝までのあいだ、部屋で鳴った音を、iPhone が自動で短く録音します。朝、それを聞き返せます。人の声は、文字にして読めます。

録音36件、合計13分33秒。3つの箱、まとめて消すボタン、すべて・声・★の切りかえ、その下に録音のカード
ゆうべの物音。一晩の録音が、1件ずつカードに並びます。

夜中の思いつきを、声でメモする

眠りかけに、いい考えが浮かぶことがあります。明かりをつけてメモを取ると、目が覚めてしまいます。

そんなときは、iPhone のほうを向いて、はっきり声に出すだけ。はっきりした声なら、朝には文字で読めます。1メートル離れていても届きます。

※ 寝言は、ほとんど文字になりません。寝言は、音として残ります。

録るのは、音がしたときだけ

  • 「おやすみ」を押してから朝までのあいだだけ、マイクがつながります
  • 部屋のいつもの静けさより、はっきり大きい音が、声のように続いたときだけ録音します。静かな時間は録りません
  • 1件の録音は、最長60秒です。音がする8秒ほど前から録るので、音の始まりも入ります
  • 一晩の合計は、最長90分です
  • 録音しているあいだは、iPhone の画面の上にオレンジ色の点がつきます。iPhone が「いまマイクが動いています」と知らせる印です

iPhone は、部屋の音が「何デシベル」かを測ることはできません。測れるのは、「いつもの静けさより、どれだけ大きいか」だけです。そのため、どれくらいの音を拾うかは、その夜の部屋の静けさをもとに決めています。

3つの箱

録音は、人の声らしさで3つに分かれます。

箱中身
文字になった人の声が見つかり、文字にできたもの
声だけ人の声は見つかったが、文字にならなかったもの(寝言・いびき・うめき声など)
声は見つからず人の声らしさが 15% に届かなかったもの(風・物音・虫など)

「声は見つからず」は、声が入っていない、という意味ではありません。iPhone が見つけられなかった、という意味です。

3つの箱は、押すとその箱の録音だけに絞りこめます。もう一度押すと、すべてに戻ります。下の「すべて/声/★」の切りかえと合わせて、6通りの見かたができます。

録音36件。文字になった7、声だけ6、声は見つからず23の3つの箱。文字になったの箱が選ばれている
「文字になった」の箱を押したところ。押した箱は、縁が太くなります。

音の名前(「いびき」「犬の鳴き声」など)は、iPhone がその音らしいと見立てたときだけ、札を付けます。見立てが半分に届かないときは、札を付けません。

9/22 23:07、13秒の録音のカード。文字になった言葉は「明日は落花生の試し掘りをする。畑の畝の真ん中あたりからいくつか取る。」
録音のカード。波の形は、その録音の本当の大きさから描いています。

聞く・残す・消す

  • カードの再生ボタンで、その場で聞けます
  • 残しておきたい録音には ★ を付けます
  • 「声が見つからなかったものを消す」「★以外をぜんぶ消す」で、まとめて消せます。★ の付いた録音は、どちらのボタンでも消えません。消す前に、何件消えるかを必ずお見せします
  • 録音は、自動では消えません。ご自身で消すまで残ります

文字にする

人の声が見つかった録音は、文字にできます。文字は、押すと大きな字で読めます。

iPhone が聞き取った言葉なので、間違っていることがあります。

暗い背景に大きな白い字で「明日は落花生の試し掘りをする。畑の畝の真ん中あたりからいくつか取る。」
文字を押すと、大きな字で読めます。左上のボタンで、その録音を聞けます。

  • 新しい iPhone では、iPhone の中だけで文字にします。はじめの一度だけ、日本語を聞き取るための部品を Apple から取り寄せます(取り寄せるのは部品だけで、録音は送りません)
  • iPhone の中だけで文字にできない iPhone では、その録音を Apple の音声認識へ送って文字にします。送る前に、はじめの一度だけお聞きします。お答えいただくまで送りません。開発者は受け取りません

送る

録音は、「音だけ送る」または「動画にして送る」で、LINE・メール・AirDrop などへ送れます。動画は、1枚の絵に、波の形と、録音の日時・長さを重ね、録音の音をそのまま入れたものです。

どちらも、ご自身が押したときだけです。

朝日の中で鳴く白い小鳥の絵。下に波の形と「ゆうべの物音 2026-09-22 21:29 24秒」「小鳥の声めざまし」「kotorinokoe.com」
「動画にして送る」で作った動画の1コマ。

録音の設定

どれくらいの音を拾うかを、「小さな音も拾う」「ふつう」「大きな音だけ」の3つから選べます。

選ぶと、その下に「◯ dB より大きい音が、声のように続いたときに録音します」と、境目の数字が出ます。部屋がにぎやかな夜は、境目が少し上がります。

※ この dB は、iPhone のマイクが受けた音の大きさの目安です。部屋の音を測った「何デシベル」とは違います。

設定では、ほかに、文字にするときの「送ってよい」の取り消し、使っている容量、マイクの許可を見られます。

ゆうべの物音を使うスイッチ、どれくらいの音を拾うか(ふつう・-45 dB)、Apple の音声認識へ送る(送ってよい・取り消す)、容量 8.8 MB
録音の設定。

夜の輪にも残ります

人の声らしさが 75% 以上の録音と、文字になった録音は、起床記録の夜の輪の外側に、金の丸で残ります。録音をあとで消しても、輪の金の丸は消えません。 → 昨夜のかたち(/last-night/)

録音の置き場所

  • 録音は、この iPhone の中だけに保存されます。iCloud などのバックアップにも入れません。そのため、機種を替えると録音は移りません
  • 同じ部屋でほかの方が眠っている場合は、その方の声も録音されます。その方にもお伝えください
  • くわしくは、プライバシーポリシーに書いています → プライバシーポリシー(/privacy/)